リタイアメントな日々

寄席で過ごす

さくら満開で、気候も心も爽やかな季節。
昼間、一人のんびりと寄席を観て過ごした。
落語は、毎晩CDを聞いているし何度も落語会に行っているので相当馴染みがあるが、浪曲を生で観るのは初めてだった。
初めて歌舞伎を観たときと同じで、なんでこんな素晴らしいものを今まで知らなかったんだろうという新鮮な驚き。
浪曲の世界も追ってみたいと思います。
欧州文化はもちろん素晴らしいが、日本の古典芸能文化は世界にも誇れる。
でも、そのまんま欧米人に観せてもだめなんよね。おそらく。
たとえば、歌舞伎で『矢の根』や『勧進帳』なんかを観ても、表面的なVisual劇として観るだけで、本質的なものは絶対に伝わっていないだろうなと思う。
(歌舞伎座の英語イヤホンガイドでは説明してるのかなぁ)
シェークスピアのような言葉の芸術は確かに素晴らしいけど、それは以前にも書いたように、欧米文化はディテールを説明して作者と同じ絵を見せることに焦点があるのに対し、日本文化はディテールを説明しないことで美しさが増すと思うんです。
乱暴に言いかえれば、欧米は左脳の芸術、日本は右脳の芸術。
日本の古典芸能を心から楽しめるのは、日本人に与えられた幸な特権です。
昼間の寄席通い。 今後も続きそうだ。

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