(吹田市のスタジオSTUDIO YOU 良いスタジオです)
今日は爽やかな晴天のなか、スタジオに引きこもってバンド活動!
先日ライブをおこなった「こも☆げれろ」以外に、もう一つのバンドというか、こちらはノンビリと20年位?続けているインストバンド「KGBD」に参加している。
それぞれの都合で1年ほど活動を休止していたけど、今日から活動を再開することになった。久しぶりのわりに、演奏の息もわかっているのでまぁまぁ良い感じ。
考えてみるとバンドって意外と長いこと続けられる趣味です。
スタジオでは、もちろん比較的若い人が多いけど、私よりかなり上の世代の方も結構見かけます。
で、ふと思ったのですが、もし私が無趣味だったら・・・
リタイアして2ヶ月弱の今日をどんな気持ちで過ごしてるのだろうと。
読書、ヨット、観劇、落語、バンド活動、海外国内旅行等々、私は結構多趣味の方だと思うしそれぞれの頻度や密度も濃い。
また、それを一緒に楽しんでくれる価値観の合う友人のような妻もいるし、学生時代の友人とは今でも一緒に遊んでいる。ゴルフとかヨット、徹マン、旅行。
昨日も高校時代の親友とセーリングしてそのあと飲みに行った。
ありがたいことに、”自由”の使い道はいくらでもある。
考えてみれば、もし無趣味で”自由”だけがあったとしても、それはかえって生きるのに”不自由”かもしれない。
「定年したら何かを始めるよ」なんて、実は難しと思う。おそらく何度か旅行にでかけ、何か習い事でも探して・・・終わり。
趣味は、時間があるから暇つぶしでやるものではない。
本当の趣味になるには、好奇心や探究心、ある程度の熱が必要だ。
仕事の合間、家族サービスの合間にわずかな時間を作りだしてまでやりたいこと。それが本当の趣味となるのではないだろうか。
かなり影響を受けた本だが、セミリタイアブームを起こしたベストセラー『人生の選択』のなかで大橋巨泉氏はこう記している。
ここで発想の転換をしていただきたいのだ。
若いうちの仕事や会社は、あくまで人生におけるひとつの手段であり、究極の目的は「定年後の後半生」であると。
前述のように、前半生はなかなか自分の思いどおりにはいかない。
しかし、リタイア後の後半生は、自分で演出できる。
ただし、漠然と暮らしていたのでは、自分の演出によるすばらしい後半生は期待できない。
そのためには「準備」が必要であり、前半生の「仕事」や「会社」や「趣味」は、すべてその準備だと考えるのだ。
『人生の選択』大橋巨泉(著)
この本を読み返すたび再確認する。
成功を目指す “目的” は、大金持ちになることではない。
愛しい家族や語り合え遊べる友人、夢中になれる趣味、仕事も人一倍やってきたという達成感を胸に持ち、理想のスタイルですばらしい後半生を満喫することだ。
先日記したイチローや石川遼の作文は、「あぁ、小学生の頃からプロ野球、ゴルファーになると宣言してたからプロになったんだな」ということではない。
あの作文の本質は、人一倍の努力をしているから”プロになって当然だと思い込んでいる”ところにある。
言いかえれば”人生に万全の準備をしている”ということ。
本心を言うと、人がテレビを見てお酒を飲んでいる間に、大量の読書やセミナーでビジネスの勉強をしているのだから稼げないわけがない。
いつもそう思っていた。
少々幸運は必要だけど、成功は才能でなく”万全の準備”で創り出すもの。
万全の準備というアクションが結果を生み出すと言いながら、それでもなお最も大切なことは、先日書いた3つのポイントだと思っている。
●イメージング ●自分の力を信じること ●常にポジティブ
なぜなら、未来の理想の自分をイメージしてワクワクするから目前の努力を惜しまない自分になれるのであり、その努力している自分の姿こそが、これだけやっているから絶対大丈夫だ!という風に自分の力を信じられるようになる。
そして常にポジティブであれば、行動した努力以上の幸運を運んでくれる。
巷の本でも「成功おたくになるな今すぐ行動せよ!」と盛んに言われており、もちろんその通りなんだけど、瞬発的な行動だけでは結局なにも起こらない。
もちろん、起業して社長という名前が欲しいのなら、100人中100人が瞬発的行動だけで実現する。
そして起業後5年以内に80%、10年以内に95%の会社が倒産している。
本来の目的を達するには、彼らのように何年にもわたる行動が必要だ。そして、その原動力となるのが頭の中の無意識(潜在意識)である。レイ・クロックは、52歳の時、まだミルクセーキ用のミキサーを売る飛び込みセールスマンだった。
その年、マクドナルド兄弟が営むたった1店舗のハンバーガーレストランと出会い、権利を買って今のマクドナルドを作り上げた。
カーネル・サンダースがケンタッキーフライドチキンを始めたのは66歳になってからだった。
もういい歳だから時間がない、なんて言ってはいけない。
こんな言葉を聞いたことがある。
木を植えるのに最良の時は10年前だ。しかし、次に良い時は今日だ。
ついつい本当に伝えたいことを書き出すと、アドレナリンが吹き出して力が入ってしまい、傲慢で偉そうなこと平気で書いてしまいます。
すみません。