The place creates the flash of the idea. At the north shore.
今週は妻とハワイで過ごしている。
本6冊とPCとレンタカーがあれば快適に過ごせるかなと思って、たいした予定は入れていない。
あの人は、DFSやアラモアナSCにさえ行ければEverything all right.
整理のつかない考えをまとめたりビジネスのヒントを得たりするのに、私にとって”場所”は大切な要素だ。
そして、場所によって考えるテーマを変えている。
一番好きな場所であり一番有効な場所は車の中。
発想の小さな種が突然、全体イメージとして見えるのは多くの場合車の運転中。
この時点で詳細や具体策は必要ない。全体像が俯瞰的に見え、イケるぞ!という感覚にゾクゾクしたら、もう8割がた達成されたようなものだ。
次にそれを具体策として落とし込むのは喫茶店。
スタバのような小洒落たところでなく、ドリンクバー付きのファミレスによく行った。
経営者の仕事として最も大切なことは、ほとんど車の中か自宅かファミレスでやっていたように思う。
最後に、具体的行動は資料や作業が伴うので事務所で行う。
全体像が見えて、具体策まで書き出したら、あとは行動するだけ。
“仕事”というより”作業”をこなす場所、それが事務所だった。
ビジネスでも個人的な夢にしても、肝心なことは「なんかイケそう!」という感覚。
その時点では根拠も必要なく、すべての道のりが見えている必要もない。
あとは一歩一歩目前の行動をするだけだ。
昔々、偉いお坊さんが「一隅を照らす即ちこれ国宝なり」と言ったそうな。
直接的な読み方もできるが、自らの一歩先さえ見えていればそれで良いのだと読むこともできる。
サンフランシスコからニューヨークまで真っ暗な道のすべてが照らされていなくとも、50m先までの光が届けば走り切ることができる。という話と同じだ。
ワイキキビーチを見下ろすバルコニーでこれを書きながら、左腕が灼熱の日差しで燃えてきたので、以上!
思いを巡らせる 場所
