今日、リチャード・ブランソンの新刊「やればできる」を読んでいて、なんか、とても気持ちがスーッと整理された気分になりました。
リチャード・ブランソンはご存知のようにヴァージングループの会長で、ヴァージン レコードや航空会社のヴァージン アトランティックを率いる、起業家の象徴みたな人物。
ひとつは、あれほど突っ走っているように見えて、実はロジカルなデータや思考をかなり重視しており、ロジックとインスピレーションをセルフコントロールしてバランスさせている点。とても共感します。
そして何より、人生の目的がはっきりしている点です。
おそらく彼のテーマは「楽しいと感じる事だけに人生の時間を使い、思いっきりやる」ここにも強く共感します。
楽しいと思っていたのに、楽しくなくなってきた。そんな時は、楽しくなるように修正する。それでもダメなら、やめちゃって、別の楽しいことを始める。
なんとスッキリとした人生感なんだろう。
モヤモヤしていた視界の霧が晴れていくような気分。黒い荒波と暗雲たちこめる空から、レースカーテンのような光の束が降りてきたような気分。
思い通りの人生を生きるために最も大切な自問は「What, When, Why」だと信じる。つい一番難しいと感じてしまうHow(どうやって)は、それら3つが固まることで意外と簡単に答えを見つけることができる。
What…目標、やり遂げたい事は何か
When…それをいつまでにやるのか
その2つに集中しすぎて、大切なことを見失いそうだった。
Why…なぜ、それをやるのか
What(何を), When(いつまでに), と続いて、How(どうやって)に気が取られていた。
Why…なぜ、それをやるのか
Why…なぜ、それをやるのか
Why…なぜ、それをやるのか
本当は、皆をどこに連れて行きたかったのか。山を登りきったとき、どんな景色を見せてあげたかったのか。
だんだんと霧が晴れてきた。