「嵐のなかで船から降りることができたとしたら、誰一人として大海原を渡り切ることはできなかっただろう」
C.F.ケタリング

何か思い切ったことを始めたり、何かの責任を引き受けたら必ず大きな試練が待ち受けている。

「お前なんかに渡れるものか。どうだ怖いだろ!泣け!泣いてさっさと帰れ!」
そうやって本気度を試される。

そうして、多くの人が泣いて帰る。
「やっぱり無理だったんだ」「最初から引き受けなきゃ良かった」「もう辛いよ」

でもね。最近は、毎度毎度のことなので、試練が起こると「おぉ毎度!今回も来たのネ!」と思えるようになってきた。
ヤツはここで弱虫を叩き落とそうとするんだよね。

だから、自分に言い聞かせるようにしている。動き始めたらグズグズ言うな。
どれだけ心細くても、船長は「できる」と確信して、全員を向こう岸まで渡り切らさなアカンねや!

ちっぽけな言い訳で体裁を繕うな。裸になれ。ボロボロになっても渡り切れ。

≪優先順位≫
1番 = 渡り切れ!
2番 = 渡り切れ!
3番 = できればカッコよく渡り切れ!