どんな逆境の中にも、それと同等かそれ以上の
より永続的な利益の種が含まれているのである『思考は現実化する』ナポレオン・ヒル(著)
今まで、何度も何度もこの言葉を読んでいましたし、深い納得を感じていましたが、今日、見落としていた語句に気付きました。
「永続的な」
気付いていた人にとっては、なんてこと無いのでしょうが、今日私はこの言葉に、より一層の深さを感じました。
業績の問題、人の問題、競争環境変化の問題など、ビジネスではあらゆる逆境とも思える試練を与えられますが、何度か繰り返された壁を乗り越えたとき、それは一転して永続的な利益を与え続けてくれます。
「永続的」であるという事に、今日はビーンと反応しました。
例えば、スーパーマリオでなかなか攻略できないステージがあったととします。
いつもそこで止まってしまうので「難しすぎるゎ!」とか「ホンマにクリアできるん?」と思いつつも、ようやくギリギリでクリア!
その後2~3回クリアできてしまえば、もう、ウソのように簡単に通過できるようになってしいますよね。
その成長は永続的な効果を生み出す、と言えるかもしれません。
TVゲームでの例えは幼稚かもしれませんが、私はいつもビジネスとゲームの類似性を感じています。特にマリオBrsには(笑)
確かに目的は早くゴールにたどり着くことですし、敵キャラがいなければ・・・とか、もっとカンタンだったら…とか、マリオが100人なら…などと思ったりもします。
でも、もし敵キャラが1匹も出てこないマリオなら、全然面白くないでしょう。当然?
でも、ビジネスもそういうことなんですよね。
もし、一つの問題も発生せず淡々とゴールを迎えるビジネスがあったとしたら…。
確かに、頭も努力も必要とせずカンタンに儲かるビジネスは良いかもしれないけど、それは、私でなくても良いということだし、何の成長も得られないってこと。
たった一度の人生、ラクするために生きてるんじゃないんだからね。
世の中には、経営素人の役人が巨額の施設投資をして当然失敗したあげく、一切責任を取らなくても良いという、ジョークも存在しますが・・・。
当然、経営者に限らず、世の中すべての人は、それぞれの問題を抱えています。
ある人にとって恋愛などどうでも良いこと。でも最大の問題だと感じている人もいる。
10万円を問題と感じ悩む人もいれば、ある人は売れない問題を抱えている。
他社の進出に悩んでいる人もいれば、人間関係に悩んでいる人もいる。
でも、解決されない問題は世の中には存在しない。
たとえば、領土問題、拉致問題、北朝鮮の核問題のような、どう考えても解決しそうにないことであっても、何らかの解決(終結?)をむかえます。
なぜ、そう言い切れるのか?
それらの問題が、今から1万年後にまだ残っているでしょうか?確実にないでしょうね。(そもそも、地球が元気かなぁ?)1万年は極端な数字でしょうか? だったら千年後なら?100年後? 10年後?
何れにしても、すべての問題は決着をむかえます。「解決しないことにしよう」という決着も含めて。
問題は、解決するかどうかでなく、時間が問題だということです。
だから、解決されない問題は世の中には存在しない。違いは時間の長さだけです。
地球規模、人種規模の袋小路的問題に比べたら、私たちの問題などアッと言う間の時間で解決して過ぎ去るような問題です。
今、問題をかかえている人は、おめでとう!
問題から逃げさえしなければ、スグその後に成長と永続的な利益を約束されているようなものです。
実は、自分自身にエールをおくっていたりして(笑)
なんか、思うままにバーっと書いてしまったので、ちょっと主張が強かったかな?