今日は、駅前で街角ライブを演ってきました。
右奥で5弦Bassを美しく奏でる、かなりハンサムな人が私です。
これは、守口市と門真市で毎年行われている、『守口・門真ジャズフェスティバル』という、一日中、街のあちこちでJazzライブを行うイベントへの参加。
JazzRockというか、ウェザーリポートとかSouliveなんかを演ってます。
このバンド、実はもう20年近く続いています。
なんで、これほど続いているのかと考えてみたのですが、一つは音楽を聴く以上に演奏して一体になる快感。何よりもこれでしょう。なぁ花井。
もう一つは「いつまでも子供っぽい自分を忘れたくない」という感情でしょうか。
人によっては、ハーレーに乗ってワイルドに走るかもしれない。ある人は、キャンプであったり、スキューバーのようなマリンスポーツかも。
そこまで行かなくても、昔好きだったロック、例えば初期のツェッペリン、ストーンズ、キッス、エアロスミスを今、ガンガンにかけて聴く人もいるでしょうね。
ファミレスで友人と夜中までしゃべったり、踊りに行ったり、真っ赤なオープンカーでブっ飛ばしたり。
今日、ライブを演って、酒は入ってないけど、少年の血がガツンと入ったので、ライブ帰りの高速道路で思わずコーナーを攻めてしまった。
(普段は無事故無違反の安全運転ですよ)
私は、いつまでも少年のような好奇心と冒険心を持っていたいと願っています。実際に若いのに、年寄りみなたいに無茶をせず落ち着いた若者もいますが、そんなのもったいない!と思ってしまいます。
キリギリスでなくアリのように、せっかく一番輝いている季節に冬(老後)の心配にとらわれ、ちっぽけな安定を求めて冒険していない人。もったいない。
アリは、夏を捨てて1敗。冬に1勝。ということで最初から差引ゼロの人生を確定している。
キリギリスは、夏に1勝。冬に1敗? いや、奇跡の2勝目の可能性がある。奇跡じゃない。1勝してノッている人にこそ、もっと大きなチャンスが訪れる。
もちろん、人生の意味を勝ち負けで話すのはおかしいことです。それに、価値観は人それぞれに多彩なもの、だから面白い。
アリの生き方に共感するのも、もちろん、ありです。(←座布団1枚!)
でも、私はキリギリスの方が好きだなぁ。
50,60代になっても尖った皮靴やジャケットにチーフをさせる色気を持っていたい。いつまでも、好奇心、遊び心、子供っぽさを持っていたい。
ということで、このバンドもまだまだ10年、20年続く予感がします。