息子の本棚から、パラドクスに関する面白い本を見つけた。
(ちなみに、パラドックスという呼称の方が一般的)

パラドクスで有名なのは「クレタ人は嘘つきである」とクレタ人が言った。または「私は今、嘘を言っている」というやつですよね。

一応解説しますと、「私は今、嘘を言っている」というのが本当であれば、嘘を言っていないので偽。また、本当に嘘を言っているのであれば、本当のことを述べているから偽。どちらにしても正解にはならないという矛盾問答。(説明もややこしい!)

その本では「理論問答」には3種類があり、下記のように定義されていました。

1.パズル=答えが1であるもの
2.ジレンマ=答えが2つ以上あるもの
3.パラドクス=答えが1つもないもの

思わずひざをポン!としたくなる、素晴らしい定義!

ちなみに、ジレンマで有名なのは「囚人のジレンマ」ですよね。ゲーム理論でこの話が出ないことはない。(解説省略)

理論問答で定番の「ニワトリが先かタマゴが先か」というやつですが、なんと、この本ではその答えを出しています。

「ニワトリが先かタマゴが先か」の答え!

今日はちょっと忙しいので、また明後日。すんません。お急ぎの方は、「論理パラドクス」 三浦 俊彦 (著) にて!