本日読書日和。『歴史の大局を見渡す』ウィル・デュラント(著
他の本を読んでいる時、「歴史は繰り返さないが、しばしば韻を踏む」という言葉に引っ掛かり、深意を検索で調べていたらこの本が目にとまった。
これまた興味深いタイトル『歴史の大局を見渡す』に即買い。
あらゆる分野で歴史をひも解く、期待以上に面白い本だった。
各章は「地球と歴史」にはじまり、歴史を軸に、生物学と歴史、人種、人の性質、モラル、宗教、経済学、社会主義、政治、戦争と歴史となっていく。
なかなかな分量だが、歯切れのよい文でテンポもよく、示唆に富む一文が多く詰まっていた。
いくつか一文を引用紹介しようと思ったが、そこだけ切り取って記載しても、ふ~ん的なもんで深く伝わらないのでやんぺ。
歴史を学ぶ、というより、歴史に学ぶ本。
という意味で「歴史は繰り返さないが、しばしば韻を踏む」か。