今週、Netflixの「AGE  OF SAMURAI」全6話をいっきに観たが、めちゃくちゃ面白い。

戦国時代の日本を舞台にしたドキュメンタリー形式の物語

織田信長の始まりから、秀吉、家康、武田信玄、伊達政宗と誰もが知る登場人物に、誰もが知る戦史を交えながらのストーリーと歴史学者などの解説で展開していく。

面白さの一つは、監督も企画制作も歴史解説者の多くもすべて外国人である点だろう。
やはり、海外から見た日本戦国史という点で、人物像やエピソードの切り取り方が非常に上手く、かつわかりやすい。

そして、なんといっても莫大な予算をかけたNシリーズの映像力。
とても日本制作でできるレベルではない。国内の歴史教育用に日本政府が買い取ってでも感謝しなければならないレベルだろう。

今、最も熱い Netflix オリジナルシリーズ

今や、誰もがNシリーズの魅力を熱弁しているので、あえて書く必要もないが、ここまで盛り上がっている要因は、やはり「予算力」と「企画力」だろう。

Netflix社の売上高とオリジナルシリーズにかけた予算

年度 売上高 Nシリーズ予算
2018 1兆7,000億円 8,670億円
2019 2兆1,790億円 1兆6,600億円
2020 2兆7,100億円 1兆8,750億円

(本日: 1ドル=108.40円換算)

ビジネスモデルはAmazonのやり方によく似ている

  1. 一般人が採算を心配するほど、徹底的にサービスやコンテンツの魅力を高める
  2. 利用者が増えてきたら更に提供価格の値下げをする
  3. 競合を蹴落として圧倒的な独占状態になったら値上げをする
    ※ すでに、AmazonもNetflixも値上げをしている。

史実や事実をもとにした魅力あるテーマ

いくら莫大に予算をかけても、そもそも、脚本や取り上げるテーマに魅力がなければここまで盛り上がらないが、やはり企画力が凄いのだと思う。

特に、私の場合、ドラマよりも史実や人物ドキュメンタリー系が好きなので、この分野ではNetflixの独占的市場といえるかもしれない。

ではでは。